職業訓練で得をする秘訣

職業訓練をご存知でしょうか。
これは、無料でスキルや技術を学ぶことができる技能訓練で、国や都道府県が主催しています。

職業訓練を受ける一番大きなメリットは、その訓練が終了するまで、失業保険の支給日数が延長されることです。
しかし、このメリットを自分のものにするには、ふたつの条件を満たしていなければなりません。

まず、失業保険をもらえる日数(支給残日数)が一定数以上の日数残っていなければなりません。
失業保険を90日もらえる人なら1日以上、180日なら61日以上、270日なら91日以上といった具合です。
この「一定数」の基準は職業訓練の開始日が基準になります。

その日に、失業保険の支給日数が1日でも足りていないと、職業訓練のメリットを享受できません。
もう少し具体的にいうと、職業訓練そのものは受講できます。
しかし、失業保険の支給日数が伸びることはありません。

これでは、職業訓練を受けている途中で生活費が尽きてしまうでしょう。
事実上、職業訓練を受ける道も閉ざされることになります。

ふたつめの条件は、「ハローワークの指示で職業訓練の入校試験を受けること」です。
これもひとつめの条件と同じで、失業保険の延長が受けられるのはハローワークの指示によって職業訓練を受けた場合だけだからです。

職業訓練への応募そのものは自分の判断で自由にできますので、たまに自分の判断で動いて職業訓練に入り、あとから失業保険の延長が受けられないと知って愕然となる人もいます。

このような悲惨な事態に陥らないために、事前に入念な計画を立てることが必要です。

まず、職業訓練を受けると決めたら、ハローワークから職業訓練を受ける指示をもらえるように動き始める必要があります。
「指示が出る」というとこちらは待っているしかないと勘違いしている人が多いですが、そんなことはありません。

何もしないでいると、職業訓練を受けなさいと言われることは滅多にないのです。
こちらの方から、積極的に職業訓練校に入りたいというアピールをしていかなければなりません。

それでは、職業訓練スタートまでの手順を見ていきましょう。

1.職業訓練開始日を基準に、失業保険の支給残日数を確認する
2.職業訓練コースを選ぶ
3.ハローワークで職員と相談し、職業訓練を受けたい旨をはっきりと伝える
4.ハローワークより、職業訓練受講の指示を受ける
5.職業訓練に応募
6.選抜試験と面接

ちなみに、失業保険が延長される以外にも、職業訓練を受講中は通所手当という交通費に該当する手当や、受講手当という1日数百円の手当も併せて支給されます。

職業訓練のメリットを受けそこない方法についてもっと知りたい方は、下記のサイトでご確認ください。
失業保険と会社の辞め方 職業訓練の特典を受ける条件